これからの家計
50代から始める場合に、制度をどう使うか。残り時間を前提にした考え方で書いています。
ふるさと納税で自己負担2,000円に収まる範囲はどこまでか。控除の三つの式を分けて見る
ふるさと納税の控除は、所得税・住民税の基本分・住民税の特例分の三つに分かれる。特例分が住民税所得割額の2割を超えると、自己負担は2,000円では収まらない。ワンストップ特例は寄附先5団体以内が条件。総務省の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
iDeCoとNISAは何が違うか。所得控除と、引き出せる時期で分かれる
NISAは年間360万円まで、非課税保有限度額は総枠1,800万円で保有期間は無期限。iDeCoは掛金が全額所得控除になる代わりに、原則60歳まで受け取れない。二つの制度の設計の違いを、金融庁と厚生労働省の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
医療費控除はどこまで対象か。10万円の壁と、保険金を差し引く順番
医療費控除は、支払った医療費から保険金などの補填額を引き、さらに10万円(総所得金額等が200万円未満なら5パーセント)を引いた額が対象。上限200万円。通院費は対象でもタクシー代は原則対象外。セルフメディケーション税制との選択適用まで国税庁の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
遺族年金はいくら出るか。遺族基礎年金と遺族厚生年金を分けて数える
遺族基礎年金は子のある配偶者と子が対象で、令和8年4月分から847,300円に子の加算。遺族厚生年金は報酬比例部分の4分の3で、被保険者期間が300月未満なら300月とみなして計算する。中高齢寡婦加算は年額635,500円。日本年金機構の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
国民年金を払えないときは、放置せず免除の申請を。未納と免除は別物
国民年金保険料の免除は全額・4分の3・半額・4分の1の4種類。承認された期間は受給資格期間に算入され、全額免除でも年金額に2分の1が反映される。納付猶予は資格期間に入るが年金額には反映されない。追納は10年以内で、3年度目以降は加算額が上乗せされる。日本年金機構の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
失業給付はいつから、いくら、何日分か。自己都合なら2か月待つ
基本手当は離職の日以前2年間に被保険者期間が通算12か月以上あることが要件。日額は直前6か月の賃金の合計を180で割った額のおよそ50〜80パーセント。待期7日のあと、自己都合なら2か月の給付制限。所定給付日数は離職理由と被保険者期間で決まる。厚生労働省の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
年金にも税金はかかる。確定申告不要制度と、それでも申告したほうがよい場合
公的年金等は雑所得として課税される。収入金額から公的年金等控除額を差し引いて所得を計算する。公的年金等の収入金額が400万円以下で、それ以外の所得が20万円以下なら確定申告は不要。ただし還付を受けるために申告できる場合がある。国税庁の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
退職したあと、健康保険はどうするか。任意継続・国民健康保険・被扶養者の三択
任意継続被保険者になるには資格喪失の日の前日まで継続して2か月以上の被保険者期間が必要で、加入できるのは最大2年間。保険料は従前の標準報酬月額と保険者の全被保険者の平均標準報酬月額のいずれか低い額で計算する。家族の被扶養者になる道もある。厚生労働省の資料で整理する。
基準日 2026年9月23日
年金は繰下げたほうが得か。増額率・在職老齢年金・待機中の死亡まで、判断材料を並べる
繰下げは1か月0.7%増、75歳まで待てば最大84%。繰上げは1か月0.4%減で最大24%減。令和8年度の在職老齢年金の支給停止調整額は65万円、老齢基礎年金の満額は月70,608円。待機中に亡くなった場合の扱いや加給年金が増額対象外である点まで、公式資料で整理する。
基準日 2026年9月8日